好きな色を混ぜ合わせて、「いろ」を届ける、4歳〜(年中・年長)向けアート教材「まぜまぜパレット」。好きな色で、虹や花火を作れることは知っていましたか?今回はそのやり方について解説します。
好きな色で「虹」と「花火」が作れるように!
その月の全部の「いろ」を届けると、「虹」と「花火」を作れるキャラクターが登場します。5色のカラフルなキャラクターがあらわれたら、タップしてみましょう。
好きな色を混ぜ合わせて、5色つくっていくと……
その5色でできた虹がかかります!5色並んだときの、層が重なり合った美しさを感じられる設計になっています。
もちろん、現実の虹と同じ色でないといけないということはありません。どんな色が並んでいたら嬉しいかということは、お子さま自身の感性の赴くままに楽しんでみてください。
昼間(6:00〜16:00)は青空で、夕方(16:00〜18:00)は夕暮れで、夜(18:00〜6:00)は夜空といったように、「まぜまぜパレット」の背景は時間とともに移り変わります。
夜になると、虹ではなく花火が打ち上がるようになっていて、こちらの色の組み合わせも、虹とはまた違った面白さを感じられるようになっています。
なぜ、昼間は「虹」で、夜は「花火」なのか?というところは、「空を彩るのにふさわしいもの」という理由と、「消えたり現れたりすることが自然なもの」という理由があります。
↑の画像のように、時間の経過とともにフェードアウトしていくのは、意図的な設計です。
「こんな虹があったら」「こんな花火があったら」というその場のフィーリングをすぐ試してみたくなるものでありつつ、消えてしまうものだからこそ、「今度はこうしてみようかな」とまた違うものをつくってみるきっかけにもなりえます。
「好きな色をつくって」と言われると、とりあえずたくさんの色を混ぜて全部茶色になってしまった、ということが、私たちの研究授業やモニターテストでもよくありました。まぜまぜパレットに取り組む際の声かけの記事に、事例をまとめましたので、ぜひご参考ください。
まぜまぜパレットの、「これどうする?」一緒に取り組む際の声かけ例
まぜまぜパレットの、「これどうする?」一緒に取り組む際の声かけ例
実は色にもこだわりが。日本の伝統色で四季を感じられるように
「まぜまぜパレット」では、実は以前から日本の四季を感じられる伝統色を取り入れています。
例えば、今月のこの二色。紫色は「桔梗色」黄色は「向日葵色」という名前の色です。チャンネル内で名前を伝えることはありませんが、もしお出かけの最中などに、「これ、まぜまぜパレットでも見た色だ!」と四季折々の色の移り変わりを感じてもらえたら、という思いがあります。
「色」に対する感性を育む「まぜまぜパレット」を、これからもぜひお楽しみください!