「ケミーのじっけんマップ」では、「そざい」と「わざ」を組み合わせて、スタートからゴールまでのマップを進んでいきます。
例えば、今回は「かいすい」から始まって、「アイス」にたどり着くには、どんな「そざい」と、どんな「わざ」が必要か?ということを考えながら進んでいくようになっています。
「かいすい」をあたためると?「しお」と「こおり」をまぜると?試していくほどに、「そざい」と「わざ」が増えていきます。
「マップ」という形式になっているのは、道標は示すけれど、「全然関係ないことやってみたら、どうなるんだろう?」という知的好奇心にできるだけ応えられる、寄り道を許容できるものでありたいという思いからです。
アイスを作ることが1つのゴールに設定されていますが、そこにたどり着くまでのステップはあくまで自分で考えるようになっています。「アイスを作るには何をどう組み合わせたらいいんだろう?」と、「そざい」と「わざ」を自由に組み合わせて実験していくことで、時にはゴールに近づき、時には思いがけない発見をする、「寄り道」も含めた旅を楽しんでみてください。
ゴールと直接関係がないものにも、「どうなるか?」という結果は用意されています。(「あたらしいはっけんはなかった」という反応も含みます。)
化学実験のシミュレーションを扱うアプリケーションは、子ども向けのものも含めて既に世の中に色々ありますが、①学問的な正確性、②子どもにとって身近であること、③「なぜそうなるか」の納得感のバランスをとるということにかけては、ワンダーラボの教材開発の知見がいきる余地が十分にあります。
デジタルならではの直感的な操作でありつつ、子どもが事前知識なしで楽しく取り組めて、実験の結果にもできる限り納得感のあるものを目指しました。