2022.05.01

「やってみよう!」という意欲を引き出す導入教材「ジュニアランド」紹介

4歳〜(年中・年長)コースの教材である「ジュニアランド」には、この年齢だからこそできる体験をお届けするよう、様々な工夫があります。

今回の記事が、「ジュニアランドには、教育的にどんな意味があるの?」「取り組める期間はいつまで?」といったお悩みにお答えできるものであれば嬉しいです。


「ジュニアランド」の教材の意義

「ジュニアランド」は4〜6歳世代に特化した、他教材への導入を目的とした教材です。「まっすぐ飛んだら惑星に到着するロケットを見つける」など、直感的な思考力問題を集めています。

月ごとに入れ替わる5つの問題の中から、どれでも好きな問題に挑戦できます。

「不正解」という概念がなく、子どもが間違いを恐れずに自分の頭で考え、ルールを発見するための試行錯誤を純粋に楽しめるように設計しています。また、ひと目で「何をすればいいか」が伝わる世界観で、タブレットの基本操作(タップ、スワイプ、ドラッグアンドドロップ等)を自然と習得することができます。

4歳〜(年中・年長)の子どもの特徴に合わせた教材づくり

4歳〜(年中・年長)の世代の子どもの特徴として、「事前に苦手意識をもっていることが無い=何でも『できそう!』と思える」、「他人と自分を比べない」、「完璧でなければ、と焦ることが少ない」といったものがあります。

成長に伴って、他の人と比べて自分を評価される世界に子どもは適応していきます。
その前に、純粋に「自分がどれだけできたか」だけに集中できる時期に、まずはなんでも挑戦してみるという経験をたくさん積んでほしいという思いがジュニアランドの教材には込められています。

その経験の中で育くまれた自信と興味は、これからお子さまが様々な新しいものに取り組もうとしたときに、「やってみるか!」と思える後押しになります。

「不正解がない」ことについて

「ジュニアランド」では、正解でないものを選んだ際にも、それを選んだ結果どうなるかという何かしらのリアクションが返ってくるようになっています。

子どもの中では「こうなる!」と思ったものと、実際にどうなるかが違っていたときも、知的わくわくの時間であると私たちは考えています。

正解か不正解にとらわれずに、ありのままを受け取って楽しめる時期に、何度でも試して何度でもやり直して、「そうなるんだね!」という驚きも楽しんでもらえればと思います。

それぞれの問題が終了した際に出てくる数字は、シンプルに「解けた数」だけを表しています。
もしお子さまがこの画面を見せにきたら、◯点だから多い/少ない、というよりは、「◯問解けたんだね」とそのままを認めてあげてください。アプリ側でも、この数字に応じて演出が変わるといったことはなく、純粋に「やりきったね」というお祝いのようなスタンスで表示されています。

「ジュニアランド」からの卒業について

「ジュニアランド」は、入会して初月から3ヶ月間表示されたあと、隔月で3回登場し、それ以降は「卒業」ということで表示されなくなります。
例えば4月に入会した場合、4月号→5月号→6月号→8月号→10月号→12月号で卒業となります。(それぞれの回では異なった問題が出題されます。)

「不正解がない」「何度でも同じ問題に挑戦できる」という設計には、「ジュニアランド」が子どもたちにとって、いつでも安心できる「安全地帯」になれたら、という思いがあります。

しかし、いつまでもそこに留まることは意図していません。
「ジュニアランド」で自信をつけて、他の教材のみならず、日常生活でも様々な冒険を楽しんでみてください。