2022.09.25

自分で描いて、動かして、設計を楽しむエンジニアリング教材「ピクトロボ」新テーマ紹介

Vol.ジーア グウィッチ(10月号)の4歳〜(年中・年長)向けエンジニアリング教材「ピクトロボ」の紹介です。 

今月号は、「回転してコインを仕分けるロボット」を作ります。

「どんな学びの体験が得られるか」「困った時の声かけのコツ」等、この記事で解説していきます。


 

エンジニアリング教材「ピクトロボ」の意義

「ピクトロボ」では、各月のテーマに沿ったロボットの形を自分で考え、実際にアプリ内で動かすとどうなるか確かめます。 

 
今月号のテーマは「コインを指定された場所にしまう」です。

「どのように回転させると効率的にしまえるか」等、一連の作業の流れをイメージしながら適した形を探していくことで、課題解決力が育まれます。

問題によっては、コインをしまう場所のゲートが一定時間で開閉しているので、開いているタイミングを見計らってコインを流す必要があります。

例えばゲートが開くまで待っている間に、コインがロボットから溢れてしまうこともあるかもしれません。

コインが箱にしまわれずに流れていったとしても、その後に追加で流れてくるコインをしまえば問題なくクリア可能です。

ですが、ひとつステップアップした課題として、「流れてきたコインを全部しまうには、どうすればいいか?」を追求してみるのもおすすめです。

目的に合うようにロボットの形を試行錯誤する過程で、自分で仮説を立てて、どうなるかやってみることの楽しさを味わえます。
 
3つの家での課題をクリアしたあとに現れる「パーク」エリアでは、「速さ」と「得点」の自己ベストをめざす問題にも挑戦できます。

 
「はやさチャレンジ!」では「コインをどうやってしまうか考えること」が重要で、「とくてんチャレンジ!」では「なるべく高得点のコインをしまうこと」が重要という違いがあります。

この形だけが正解ということはないので、問題ごとの特性に応じて様々な形を試してみてください。

困った時の声かけのコツ

操作方法について

ロボットを回転させるには、ロボットの横の紫色のボタンを円に沿って動かします。

 
もしどう動かせばいいか戸惑っていたら、「ロボットの横の、紫色のボタンを動かしてみたらどうなるかな?」と教えてあげてください。

ヒントの出し方

ピクトロボは、子どもたちが自分で試行錯誤できるように工夫をしています。

ですが、ゲートの開閉を待つ問題では、「コインを貯めて待つ」という発想に至らず、うまくいかなくてイライラしてしまうといったことが起こりえます。

ゲートが開くまでちょっと待ってみようか!」とヒントを出してあげて大丈夫です。



以上、エンジニアリング教材「ピクトロボ」の紹介でした。試行錯誤の手応えをアプリで気軽に体感できる「ピクトロボ」で、自分で考えて何でも試してみることをぜひ楽しんでみてください。