2022.10.19

科学法則を体感できるアプリ教材「テクロンとひみつのけんきゅうじょ」の楽しみ方ガイド

「テクロンとひみつのけんきゅうじょ」は科学法則を楽しく体感できるアプリ教材です。

「はじめてボックス」でのテーマは「風」。

「どうしてこのテーマ?」「どんなことができるの?」「『けんきゅう』『かいはつ』『じっけん』の違いって何?」というところを、この記事で解説していきます!



テクロンとひみつのけんきゅうじょ」で得られる学びの体験

教材紹介の動画です


「テクロンとひみつのけんきゅうじょ」は、風、水、熱、電気等をテーマにした実験シミュレーションを、新鮮な驚きとともに楽しめる教材です。
「当たり前」が自分の中に構築されていない年代だからこそ、そうした経験が、学校で改めて科学法則を知識として学習したときの支えとなり、体験をともなった知識として蓄積されていきます。

「はじめてボックス」では 「風」を テーマに扱います。空気は身の回りにありながら、普段それを意識することはなかなかありません。
「空気の動き」である「風」についての様々な実験を通して、日常の中の様々な現象に興味を持つきっかけとなれば嬉しいです。

「けんきゅう」「じっけん」「かいはつ」の違い

チャンネルに入ると、「けんきゅう」「じっけん」「かいはつ」の3つのゾーンがあります。


「けんきゅう」は答えとその手順がある程度決まっているもの、「じっけん」はゴールは用意されているけれどプロセスは自由なもの、「かいはつ」は「どうしたいか?」を自分で決められるものというように、段階的に自由度が上がっていく設計です。


けんきゅう:答えのあるもの

チャンネルを開いたら、まず「けんきゅう」をやってみましょう。

土管や空気砲などのアイテムがどのような作用を持っているか、徐々にレベルアップしていくステージを通じて、達成感を積み上げながら学ぶことができます。

それぞれの要素がどのように動くかを通じて、「風」の現象を感覚的に理解することができます。


ステージが進むにつれて、「ひと目でわかる!」というものから「どうすればいいんだろう?」と深く考えさせる問題になっていきます。

ですので、全部解けないといけないというものではありません。4歳〜(年中・年長)のお子さまは、ステージ6〜8程度まで進めたら、「じっけん」に進んでいただくのもおすすめです。


じっけん:ゴールはあるが、プロセスは自由なもの


「じっけん」では、「風船をたくさん割る」というシンプルで爽快感のあるお題が提示されます。

「けんきゅう」とは違い、お題を達成するためのやり方は一通りではなく、工夫のしがいがあります。
スコアとそれに応じたメダルというかたちでアプリ側からもフィードバックがあり、「次はこうしてみようかな?」という試行錯誤を自然と後押しできるようになっています。


かいはつ:決められた答えのないもの


「こうしたらどうなるんだろう?」をなんでも試せる場所として「かいはつ」は設けられています。
自分の中で「こうしたい!」が芽生えたときに、それを全部やれるように、という思いから生まれたものです。絶対にやらないといけない課題というわけではありません。

「かいはつ」には時間制限がないので、こういったものが好きなお子さまは熱中し過ぎてしまうことも時にはあるかと思います。
熱中できることは素晴らしいことですが、時間を守ってほしいときもありますよね。そんなときの声かけには、注意が必要です。

途中で無理に止められると、他の教材に対しても「また途中で止められるかもしれない」と消極的になってしまうかもしれません。
保護者の方から見て夢中になり過ぎているなと感じた際には、別の日に改めて、「テクロンとひみつのけんきゅうじょ」を開く前に、「こっちもやってみようよ」と別の教材に意識を向ける声かけがおすすめです。

「こうなるのか!」にたくさんふれられて、「こうしてみたい!」を自分の手で自由に作り出せる「テクロンとひみつのけんきゅうじょ」を、ぜひ楽しんでみてください。