2022.10.27

カメラで撮って、観察力と発想力を育むアプリ教材「ミッションハンター」紹介

Vol.ナマステ(11月号)では、6歳〜(小学生)向けアプリ教材「ミッションハンター」が登場します。

「ミッション (お題)」に沿ったものを身の回りのものから探して、観察力や探究心を育む教材です。

今回の記事では、「この教材で子どもたちに届けたい体験」や「実際にアプリで何ができるか」等を紹介していきます。



「ミッションハンター」で子どもたちに届けたい体験

ミッションハンターでは、お題に合うものを身の回りから見つけ出すことで、普段意識していなかったものに対する観察力を育み、好奇心のままに探究することの楽しさを体験できます。

今月のお題は「色」です。

例えば「緑色のものを探して」と言われたとき、「緑といったら植物…?」といった連想から、観葉植物や冷蔵庫の野菜に改めて目を向けたり、「なぜ植物は緑なのか」まで興味が広がることもあるかもしれません。

あるいは、「緑がよく使われるものって何だろう」という疑問から、緑が「安全」「安らぎ」というイメージと結びついていることを発見するかもしれません。

自分なりの「ここならこの色がありそう」という予想を立てて、自由な探究を楽しんでみてください。

予想が当たったときも、思いがけないところから見つかったときも、知的なわくわくの時間です。

それぞれのミッションの違い

ミッションNo.1-5


マップに従って、順番にミッションに取り組んでいきます。


ミッションに合ったものをみつけたら、アプリで撮って送信しましょう。1つ送信すると、次のミッションに挑戦できます。(同じミッションで3つまで写真を残しておくことができます。)

各ミッションには、他の子が撮影した写真も例として提示されるので、そこから「そういうのもあるのか!」と発想が広がります。

(※運営チームでのチェックを通しているので、人物の顔や、個人情報を含むものが公開されることはありません。)


最初は「◯◯色」といったようにわかりやすいミッションから始まりますが、段々と「透き通った色」のような、解釈が分かれるもの、発想力が活かせるものが登場してくるようになります。


シークレットミッション


ミッションNo.1-5を全部クリアすると、シークレットミッションが現れます。

色が組み合わさって難しくなったようにも思われますが、実は「青と白」という組み合わせは空であったり、標識であったり、意外とよく見る組み合わせです。


家の中でも外でも、アプリを開いていないときでも、「あ、これミッションにあったやつだ!」という発見を楽しんでもらえたらという思いが込められています。

スペシャルミッション


スペシャルミッションは、11/14以降に挑戦できます。例えば信号機のような、時間が経つと色が変わるものを探します。

色そのものを探すのではなく、「色が変わるもの」を探すという、それまでとはまた違った視点で取り組めるお題です。

スペシャルミッションが月の中旬から開催されるのは、「一ヶ月の間、アプリのお題が頭のどこかにあるような状態が自然と続くようにしたい」という開発者の思いがあるからです。
アプリ自体を触っている時間だけではなく、「アプリのお題がなんとなく頭の中にある状態で、偶然お題に合ったものに出会う」とき、知的好奇心が引き出されると私たちは考えています。

撮った写真を振り返る「ワンダーギャラリー」

お子さまが撮影した写真は、保護者向けページの「ワンダーギャラリー」でいつでも振り返ることができます。無関係な写真や、「これは正解なのか…?」と思うような写真を送っていることもあるかもしれません。

ですが、「ミッションハンター」では一つの正解を追求するものというよりは、自由な発想力で自分なりの正解を探すことを大事にしています。

ふざけた写真を送り続けていてもそのうち飽きることが多いので、お子さまの成長をあたたかく見守ってあげてください。


以上、「ミッションハンター」の紹介でした。「ミッションハンター」はまたお題を変えて登場する予定ですので、楽しみにお待ちいただけますと嬉しいです。