2022.11.24

「鏡」の不思議から好奇心を引き出すトイ教材「まじかるミラーハウス」のご紹介

Vol.モイ(12月号)のトイ教材は、鏡をテーマにした「まじかるミラーハウス」。
今回の記事では、それぞれの問題でどのような学びのポイントがあり、どんな遊び方ができるかを解説していきます。

※こちらの記事は、「アプリを使うと遊び方がもっと広がる!」を除いて、お届けしているキット教材の冊子にも記載しております。

学びのポイント

身の回りにある「鏡」の不思議から、知的好奇心を引き出す

身近で便利な「鏡」を使って、鏡の仕組みや光の反射への興味を引き出します。

「鏡を曲げたら映ったものはどう見えるのか?」「3枚の鏡を斜めに貼り合わせてみたら、ものがどう映るのか?」を、実際に自分の目で確かめてみましょう。

観察眼を磨き、対称を捉える感覚を育む

鏡は、“対称”を体感するのにうってつけの教材です。

対称性は、幾何学やデザイン、建築等、様々な分野でその美しさや合理性から重宝され、生活の中に溶け込んでいます。対称なものを見つける感覚と観察眼を磨き、「これって対称なんだ!」という発見を楽しんでみてください。

「対称」を実感できる!「へいめんきょうのフロア」

平らな鏡をイラストの特定の場所に立てると、見え方がどう変わるかを体感できる教材です。

模様の変化から、実は日常の中にも「対称」がたくさん存在していることに気づくことができます。

「アナモルフォーシス」の不思議さにふれる。「きょくめんきょうのフロア」

ものを曲がった鏡に映すと歪んで見えます。
逆に、歪んだ絵を曲がった鏡に映すと元の絵が現れるデザイン技法を「アナモルフォーシス」と言います。何が現れるかを予想しながら楽しんでみてください。

模様の繰り返しの規則を見つけよう!「2めんきょうのフロア」

二面鏡を閉じる角度を変えると、映し出される模様も変わります。「どうしてそうなるのか?」を、手を動かしながら実験することで「対称」への理解が深まります。

平面を映すと立体ができる!?「あわせかがみのフロア」

3枚の鏡を貼り合わせて、万華鏡と似た仕組みを作ってみましょう。
上から覗き込むと、まるで立体が置いてあるように見えます。

角度のついた鏡で反射することで、「平面が奥に折れ曲がっているように見える」不思議さを感じられます。

アプリを使うと遊び方がもっと広がる!


アプリの「まじかるミラーハウス」チャンネルには、3つのお題があります。

冊子の内容から更に発展した問題に挑戦したり、新しい遊び方の動画を見たり、スペシャルコンテンツ「まんげきょうパーク」に取り組めます。

ミラーシアター

新しい遊び方の動画や、街で利用されている鏡について紹介しています。

「まちなかのミラー」は身近で「鏡」を利用している場面をご紹介しています。
教材の中だけではなく、日々の生活の中で現象にふれるきっかけとしてご参考ください。

アプリ内「ミラーシアター」内でお届けしている動画です。


まんげきょうパーク

冊子の「『あわせかがみ』のフロア」では手描きでしたが、アプリでやるからこその良さもあります。

何度でも描き直せる手軽さや、模様の回転・拡大縮小が自在であることは、「こうしたらどうなるんだろう?」という試行錯誤のサイクルを後押しします。

好きなだけ試したら、お気に入りの模様は保存しておくこともできます。


以上、トイ教材は、「まじかる ミラーハウス」の紹介でした。来月はまた違ったテーマの教材をお届けしますので、楽しみにお待ちください。