チャンネルに入ると、「けんきゅう」「じっけん」「かいはつ」の3つのゾーンがあります。
「けんきゅう」は答えとその手順がある程度決まっているもの、「じっけん」はゴールは用意されているけれどプロセスは自由なもの、「かいはつ」は「どうしたいか?」を自分で決められるものというように、段階的に自由度が上がっていく設計です。
「テクロンとひみつのけんきゅうじょ」を開いたら、まず「けんきゅう」をやってみましょう。各アイテムがどのような作用を持っているか、徐々にレベルアップしていくステージを通じて、達成感を積み上げながら学ぶことができます。それぞれの要素がどのように動くかを通じて、現象を感覚的に理解することができます。
「コップにみずをためよう!」というミッションが提示されます
色んなアイテムを使って、ミッションに挑戦します
ステージが進むにつれて、「ひと目でわかる!」というものから「どうすればいいんだろう?」と深く考えさせる問題になっていきます。動かせるアイテムが増え、アイテムの仕組みを連動させたり、複数の法則を関連付けて考えることが必要になります。
ですので、全部解けないといけないというものではありません。4歳〜(年中・年長)のお子さまは、ステージ6〜8程度まで進めたら、「じっけん」に進んでいただくのもおすすめです。
「けんきゅう」をある程度進めると、「じっけん」で使えるアイテムが増えていきます。「じっけん」では、「水をたくさん貯める」「風船をたくさん割る」「氷をとにかく溶かす」といったシンプルで爽快感のあるお題が提示されます。
「けんきゅう」とは違い、お題を達成するためのやり方は一通りではなく、工夫のしがいがあります。スコアとそれに応じたメダルというかたちでアプリ側からもフィードバックがあり、「次はこうしてみようかな?」という試行錯誤を自然と後押しできるようになっています。
「こうやったらどうなるんだろう?」をなんでも試せる場所として「かいはつ」は設けられています。自分の中で「こうしたい!」が芽生えたときに、それを全部やれるように、という思いから生まれたものです。絶対にやらないといけない課題というわけではありません。
自由に実験装置を組み立てることができます
「かいはつ」には時間制限がないので、こういったものが好きな子は熱中し過ぎてしまうことも時にはあるかと思います。熱中できることは素晴らしいことですが、時間を守ってほしいときもありますよね。そんなときの声かけには、注意が必要です。
途中で無理に止められると、他の教材に対しても「また途中で止められるかもしれない」と消極的になってしまうかもしれません。保護者の方から見て夢中になり過ぎているなと感じた際には、別の日に改めて、「テクロンとひみつのけんきゅうじょ」を開く前に、「こっちもやってみようよ」と別の教材に意識を向ける声かけがおすすめです。