2024.04.25

毎月出題されるからこそ知りたい!思考力教材「シンクシンクプラス」の教材の意義

今回は、思考力教材「シンクシンクプラス」の学びのポイントについて解説します。
「問題ってどうやって選ばれているの?」「このゲージってなんのためにあるんだろう…」等々、気になっていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事で「シンクシンクプラス」をより深く知ることで、お子さまが教材に取り組んでいる様子を保護者の方が安心して見守っていただける一助となれば幸いです。



「思考センス」を育むアプリ教材「シンクシンクプラス」

シンクシンクプラスは、「思考センス」を育むアプリ教材として開発されました。ここで言う思考センスとは「抽象的な思考力の土台となる、イメージ力」です。

「思考センス」を「空間認識」「平面認識」「試行錯誤」「論理」「数的処理」の5分野に分類し、それぞれのカテゴリに沿った問題を出題しています。


「きょうのもんだい」の7問は、この5分野がバランスよく出題されるように毎月設定されています。

毎月問題ラインナップが更新されるので、同じ問題が何ヶ月も出続けるということはありません。

「得意」に応じて、自動で調整される難易度

問題に正解すると、中央上のゲージが進んでいきます

「きょうのもんだい」から1問選ぶと、まずはステージ1から始まります。問題に正解すると、中央上のゲージが進んでいきます。左上に制限時間(3分)が表示されますが、この時間内に中央上のゲージが満タンになると次のステージへ進めます。

このゲージは、ひとりひとりに合った難易度に適切に取り組める仕組みです。シンクシンクプラスには1回3分間という区切りがあります。このゲージが貯まりきると、3分間を待たず次のステージへ進めるようになっています。

易しすぎると感じる難易度の問題を必要以上に繰り返し解くことよりも、「どう解くか」を考えることをより楽しんでほしいという思いが込められています。

挑戦したこと、そのプロセスを記録に残す「称号」


「ミクロ」「アクア」といったこの表示は、「称号」です。問題に取り組んだ回数に応じてゲージが貯まり、「称号」が変わっていきます。

得点やクリアできたかどうかによらず、挑戦したこと自体を承認したいという意図ですので、最後の称号まで到達しないといけないといったものではありません。

よくあるご質問におこたえ

保護者の皆さまから、「シンクシンクプラス」についてよくいただくご質問を紹介いたします。

Q1.なぜ1日3つという制限があるのでしょうか?
A1.
制限がある方が、長期的にはより価値ある体験になります。

1日に無制限にやれると、その日たまたまできたかどうかで問題の「好き・嫌い」がその子の中で固まってしまうことがあります。

制限があるからこそ、偏見なくたくさんの問題にふれることができると私たちは考えています。保護者の方から「この問題が前はできなかったけど、少し時間をあけて挑戦したら難なくクリアできたのをみて、成長を感じた」というお声をいただくこともあり、「時間をおいて挑戦する」設計になっています。

同じ問題を継続して無制限にやり続けて、その問題に思考が最適化されるといった体験よりも、「決まるところから考える」「迷路全体を俯瞰して考える」といった、どの問題にも通じるような思考力を培う体験をシンクシンクプラスでは大事にしています。

同じ問題を毎日一定の量やらないと思考力を磨ききれない、とったことはないので、お子さまが様々な問題に取り組む様子を見守ってあげてください。
例えば、1日にやれる分を終わった際には「次は、どんな問題がでるかな?楽しみだね。」といった声がけをするのもおすすめです。

「もっとやってみたい!」という意欲を損なわず、子どもたちがもっとわくわくしながら取り組めるような設計を改善していけるよう、引き続き検討してまいります。

Q2.「きょうのもんだい」の右下にある「?」は、何のためにあるのですか?

A2.
取り組む問題を自分で選べることに意義があります。

「得意な問題をもっとやりこみたい」「『きょうのもんだい』で取り組んだ問題にリベンジしたい」「まだやってみたことのない新しい問題に挑戦してみたい」等、お子さまの「やりたい!」に合わせてご活用ください。

以上、シンクシンクプラスについてご紹介いたしました。「できた!」を積み上げられる問題から、大人もうなるような洗練された問題まで、幅広く取り揃えた思考力教材「シンクシンクプラス」を、これからもぜひお楽しみください。

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