2024.08.25

一期一会の協力プレイを楽しもう!オンラインイベント「みんなで!ぱったん」

9月号は、オンラインイベント「みんなで!ぱったん」をお届けします!

リアルタイムでのオンライン通信で、一期一会の協力プレイを楽しめる特別イベントを、ぜひ体験してみてください。

第一回目は8/25に開始します


「みんなで!ぱったん」の教材紹介


今回の「みんなで!ぱったん」では、プレイヤー自身が1マスのブロックを動かして、あなのあいている場所を探して「みんなで」生き残りながら、おたからを集めていくというストーリーになっています。


シンクシンクの「ぴったんぱったん」と同じように、平面図形の問題に対するセンスや瞬発力を育む問題でありつつ、「みんなで!ぱったん」は、「他のおともだちと一緒に遊んでいること」のライブ感を大切にした設計になっています。

「ぴったんぱったん」と違い、「みんなで!ぱったん」では、「自分さえ答えがわかっていればそれで良い」というものではありません。

一緒に遊んでいるおともだちに答えのヒントをもらったり、「ここだよ!」というヒントを出して助けてあげたり。
そうした「知らない他者と協業する」ということを、シンプルな遊びの中で体感できます。

一人でじっくりと取り組むコンテンツとはまた違った、人とのつながりを感じながら、世界のどこかのおともだちと助け合う経験をしてもらえたらという意図があります。

このコンテンツで可能なプレイヤー間のコミュニケーションは、「タップしたマスを光らせて他の子にヒントをあげる」「場所を譲り合う」ということのみに絞っています。
「どうすれば自分の意図が伝わるか?」ということまで他者を慮ることが時と場合によっては求められます。

ぜひ、「みんなで!ぱったん」で、他の子どもたちとの、言葉を介さないふれあいを楽しんでみてください。

声かけ例のご紹介

こんなときどうしたらいい?という保護者の方からの寄せられたお悩みをご紹介していきます。 


Q.他のプレイヤーに対して「じゃま!」と言ったり、失敗を他のプレイヤーのせいにしています。どうしたらよいでしょうか?
言葉が強くなってしまうのは熱意をもって取り組んでいた証。
次の挑戦を促して、気持ちの切り替えを後押ししてみてください。

1マッチの結果でそれほどまでに心が動くというのも、熱意をもって取り組んでいた証です。
遊びの中で真剣になりすぎて、物言いが率直になりすぎてしまうことは、たくさんの子どもに見られる特徴です。本来の性格と直結しているわけではありません。

普段のチャンネルとは違った体験だからこその声かけのポイントを、2つご紹介します。

声かけ例① 次の挑戦を後押しする

「これ、◯時までは何回でもできるんだって!次行ってみる?」と切り替えていく方向です。
「みんなで!ぱったん」は開催期間が定められているイベントなので、「どうしてうまくいかなかったか?」にこだわるよりも「次いってみようか!」と促されたほうが、問題を解く経験を積むことができ有効です。


経験があれば視野が広くなり、他の子のことを考える余裕がでてきます。

声かけ例② 他のプレーヤーを助けてあげられることを教えてあげる

特に年中長のお子さまは「ここ、タップしたらマークが出て、他の子にヒントが出せるよ!」ということを把握していなかった場合があります。


もちろん、ヒントを出したからといって他の子どもがその通りに動いてくれるとは限りません。
ですが、幾度かの試行の中で、「他の誰かが、自分の意図を分かってくれた」という経験ができれば、それは他者との関わりの中で健全な信頼を育んでいく礎のひとつとなれます。


以上、これまでに寄せられたお悩みと声かけ例でした。
「みんなで!ぱったん」を楽しんで取り組んでいただければ幸いです。