Vol.アンバー(5月号)の6歳〜(小学生)向けサイエンス教材「ケミーのじっけんマップ」のテーマは「燃料電池と紙」。
一見何も関係がなさそうな「燃料電池」と「紙」ですが、今回は「竹」という共通の材料を使って、化学の不思議さにふれてみましょう。
この記事では、「実際にアプリで何をやるのか」と、もっと知りたいお子さま向けの動画を紹介いたします。

アプリでどんなことができるの?
「ケミーのじっけんマップ」では、「そざい」を2つまで組み合わせて、それに「わざ」を使います。
例えば、「竹」と「かせいソーダ」をあたためると、紙のもととなる「パルプ」ができます。
竹をパルプに加工すると紙の原料になり、竹を炭にして苛性ソーダと化学反応をおこすと燃料電池になります。
竹の持つ「繊維質」という特性を利用するか、炭化した竹を化学的に活用するのか、「竹」という共通の出発点から様々に試行錯誤してみてください。
今回のテーマでは、特に事前知識は必要ありません。
例えば、「電池は化学エネルギーを電気エネルギーに変換している」といった知識はなくとも、竹や塩といった身近なものから電池を作ることができる、という不思議さにふれることはできます。
家で竹串を見たときに、「これは電池にも紙にもなれるんだなあ」と感じるような、身近なものがいつもと違って見える、そのような着眼点のきっかけにつながります。
アプリでの実験を通して、現象への興味が引き出された状態であるほうが、教科書で知識を学んだ際により印象的なものになります。
もっと知りたいお子さま向けの動画紹介
竹から紙を作る
Dly Time.”Bamboo Paper Making ৷ Bamboo Craft Ideas Easy ৷ How To Make Paper ৷ Dly Time”.Youtube Dly Time 参照:2023年4月4日
実際に竹から紙を作っている動画です。アプリ内の実験では簡略化していますが、竹から紙を作ろうとするとこれくらい手間と時間がかかる、ということがわかります。
水素エネルギー~燃料電池できるかな~
栃木県公式チャンネル.”水素エネルギー ~燃料電池できるかな~”.Youtube 栃木県公式チャンネル 参照:2023年4月4日
お家で実際に燃料電池を作ってみたい、というときに参考になる動画です。2分頃から実験が始まります。実験をする際は、安全に十分ご注意ください。
アプリでは竹を炭にして電池の材料にしていましたが、こちらの動画では鉛筆の芯の炭素を活用しています。
以上、「ケミーのじっけんマップ」新テーマの紹介でした。