2024.06.25

こまを回すとどう変わる?トイ教材「ぐるぐるプラネット」紹介

トイ教材「ぐるぐるプラネット」のテーマは「回転」。
今回の記事では、「この教材でどんなことができるか」「アプリと組み合わせた活用法」についてご紹介いたします。

*「けんきゅうムービー」はこちら(Youtubeに遷移)

*「グルグルかがくかん」はこちら(外部サイトに遷移)


こまを組み立てる際、プラスチックの円盤に軸を差し込むときに力を入れすぎると折れてしまうことがあります。
差し込みの際は、保護者の方のサポートをお願いします。


この教材でどんなことができるの?

こまを作って、回すと色が変わって見える「回転混色」といった現象を体験したり、アプリで回転に関するバーチャルな実験に取り組めます。

こまの見え方の変化について自分なりの予想を立てたり、アプリで実験の手順を自分で選択したりと、考えることの楽しさを自然と感じられる教材です。

「スピンけんきゅうじょ」の取り組みポイント



こまを回すと模様が変わる現象を楽しむ「スピンけんきゅうじょ」。
最初にこまを組み立てますが、プラスチックの円盤に軸を差し込むときに力を入れすぎると折れてしまうことがあります。組み立てでもしお子さまが困っていたら、サポートしていただけますと幸いです。

アプリと組み合わせると、もっと現象を楽しむことができます。
「どうして色が変わるのか?なぜその色になるのか?」といった疑問に対しては、冊子を見るよりも動画で見れば一目瞭然。アプリの「けんきゅうムービー*」をぜひご活用ください。
*けんきゅうムービーはこちら(Youtubeに遷移)からもご利用いただけます。

アプリを活用するタイミングについて

動画は文字よりもわかりやすいというメリットがありますが、お子さまが冊子に夢中になっていたら、無理に中断して動画を見せるよりも、その勢いの方を大事にしていただいて大丈夫です。

特にこの年代のお子さまはテンポ感が大事なので、「ひとつひとつ『どうして?』を詳しく明らかにしていく」よりも、どんどん次のものを体験していくのがおすすめです。

「グルグルかがくかん」の取り組みポイント


アプリの動画で様々な実験を体験できる「グルグルかがくかん*」。ただ映像を見るだけでなく、自分で「こうしてみたい」と思った選択肢を選ぶと、それに応じて結果が分岐します。選ぶというプロセスが入ることで、より能動的に学ぶことができます。
実験の失敗も「こうなるんだ!」と面白がりながら、様々な現象にふれてみてください。

*グルグルかがくかんはこちらのページからもお取り組みいたただけます。


それぞれの動画の最後に表示されるメッセージに沿って、24ページにシールを貼っていくと、街が完成するようになっています。



メッセージをスクリーンショット等で保存して、全部見終わってからまとめて貼ることもできますが、その場合は、最初の「バケツチャレンジ」の問題のシールが出来上がりの鍵となるので、最初に貼ってください。その他のシールは順不同で問題ありません。

回転の不思議について、もっと知りたい方向けに

冊子の一番最終ページの「回転コラム」は、今月のトイ教材で扱ったテーマを、より掘り下げて保護者の方向けに紹介しています。
教材開発者の視点から、「回転」にまつわる現象の面白さをもっと伝えたい!という思いのこもったコラムです。

ここでは、冊子内では紹介しきれなかった事例や親子で回転について学びを深められる動画、週末のおでかけスポットについてご紹介していきます。

◎身の回りで活用されている「回転」


身の周りに回転運動を活用しているものはたくさんありますが、例えばおうちの中で「回っているものを3つ探す」といった遊びをしてみるのもおすすめです。

◎回転についてまなびを深められるオンライン教材、おでかけスポットの紹介
経済産業省が公開しているオンライン教材です。「回転」の原理がこれまでの日本の産業の発展をどのように支えてきたのか、その歴史を知ってもらい、創造性を育むことを目的としています。

様々な発明品に「回転」がどのように組み込まれているかを、漫画やイラストでわかりやすく解説しています。

2023年8月に新しく科学技術館に追加された展示「ターンテーブル」について紹介されています。物の回転運動について、実物で試してみたいときは、ぜひ訪れてみてください。

以上、トイ教材「ぐるぐるプラネット」の紹介でした。