2024.06.25

甘口から辛口まで、おいしいパズルを取り揃えたキット教材「ぱず〜るレストラン」紹介

キット教材「ぱず〜るレストラン」は、「はめる」「並べる」「組み合わせる」をテーマとして、様々なパズルをお届けします。

この記事では、「『ぱず〜るレストラン』で実際にどんなことをするか」「それぞれの教材の意義」についてご紹介いたします。

「つめつめパズル」で実際に何をするか

枠に沿ってはめる、というわかりやすい手順で、図形問題に取り組みます。1枚のボードから、パズルに使うピースを抜き取ったら、その抜いたあとの形にぴったりあてはまるようにピースをつめていきましょう。

シンプルなルールに則って試行錯誤する中で、図形センスや「どこから考えると良いか」という論理性、発想を転換して様々な角度から考えてみるような柔軟性を育みます。


表面に問題が、裏面に問題のヒントが掲載されています。
ジュニアプラスコースでは全問題にヒントがあり、エキスパートコースでは1問だけヒントがあります。

最初はとりあえず手を動かしてみて「できた!」と思えるものから、大人でも組み合わせに悩んでしまうものまで、徐々にステップアップしていく問題を取り揃えています。

☆「つめつめパズル」を親子一緒に楽しむ際のポイント

そばで見ていると、「ここはこうだよ」とついつい教えてあげたくなるものですが、まずはお子さま自身で手を動かして考える時間を大切にしてあげてください。

ピースをいろいろなやり方で枠におさめようとする試行錯誤そのものが、たとえ回り道に見えても図形センスを育む土台になります。

逆になんだかお子さまが乗り気じゃなさそう、というときは、保護者の方が「これってこうかな?」と楽しんでいるところを見せると、「これはこうだよ!」とお子さまの方から口を出したくなるという場合もあります。

「これなにシルエット」で実際に何をするか

それぞれ曲がり方の違うピースを配置して、シルエット通りの形を作る「これなにシルエット」。
どこがピースの切れ目になるか、曲線の角度の違いを意識しながら試行錯誤することで思考力が育まれます。



表の問題は、ピースをそのままシートの上に置く問題ですが、裏の問題は机に置いて取り組むような難易度のステップになっています。
解答は以下の通りです。ヒントを出したいときや、こたえあわせをしたいときにご活用ください。

全て解き終えたら、好きな形を作ったり、作った形でしりとりをしたり(例:たいよう→うし→しか…)といった遊びに取り組んでいただくのもおすすめです。曲線を組み合わせたかたちの面白さ、カーブの角度の違いが織りなす模様の不思議さに、ぜひ触れてみてください。

「しきつめアート」で実際に何をするか

8つのピースを組み合わせて見本通りの模様を作ります。模様のどこがピース同士の境目になるかを意識することで、論理性が育まれます。

ピース同士が重なったりしないようにしきつめます。「白と青」「全部青」「全部白」の3種類のピースがそれぞれどこに置かれるべきか、向きを試行錯誤しながら探してみましょう。

裏表紙に答えが掲載されているので、ぜひご活用ください。

全部解いた後は、親子で問題を作って出し合うといった遊び方もできます。例えば正方形になるように適当にピースを並べて、方眼紙に模様を転写するとオリジナルの問題になります。

「すしベルト」で実際に何をするか

寿司レーンがぐるりと一周するように、指定されたネタを配置していく問題です。

「直線」と「直角」の2パターンのピースをどう置けば、ベルトが途切れずにつながるか、試行錯誤しながら判断していきます。「全部の枠をピースで埋める」「ベルトが途切れないようにする」という条件を満たすように配置を工夫することで、思考力が培われます。

裏表紙に答えが掲載されているので、ぜひご活用ください。


以上、「ぱず〜るレストラン」の教材の意義と取り組みのポイントについての紹介でした。