「カードトラベラー」は、”カード”と問題を記載している2つ折の”紙”を組み合わせて楽しむ教材です。「重ねる」「並べる」「組み合わせる」といったカードの特性を活かした問題をお届けしています。
今回の記事では、「実際に教材で何をするか」と「教材の解答」についてご紹介いたします。
「カードトラベラー えいやーかざん」でどんなことをするの?
「えいやーかざん」では、カードを使った思考力問題に挑戦できます。
2つ折りの冊子を開いて、「アロークエスト」から取り組むのがおすすめです。
2つ折りの冊子を開いて、「アロークエスト」から取り組むのがおすすめです。
カードに描かれた赤、緑、黄色の矢印がそれぞれ違うマークを指すように、枠に沿って工夫してカードを配置していきます。はじめは適当に置いてみて、間違っていることがわかったらそこだけ修正して…といったやり方でも大丈夫です。
赤色のマークは最初から描かれていますが、緑色はひとつだけ、黄色はどこから始めるかも自分で考える、というようにステップアップしていきます。矢印の向きを正確に延長してイメージできる図形センスと、ひとつずつ段階的に詰めて解いていく論理的思考力が育まれます。
アロークエストの解答は裏表紙に掲載されているので、答え合わせやヒントを出したいときにご活用ください。
カードのキャラクター図鑑の面を使う遊びとして、「カードでやまのぼり」が裏表紙に掲載されています。
キャラクターの「ちから」「はやさ」「ワンダー」といったステータスのかずだけ進めるすごろくです。
最初に6枚のカードを順番に引いていくときはランダム要素がありますが、「スペシャルマス」の効果で手札に戻すときは、「次はちからのマスにとまるから、ちからのつよいキャラクターが次にくるようにしよう」と数手先を考えながら楽しむことができます。
「カードトラベラー るんるんのうえん」でどんなことをするの?
「るんるんのうえん」では、カードの図柄をつなげる思考力問題に挑戦できます。
緑のつるで指定された野菜が囲まれるようにカードの配置を工夫する「ベジタブルクエスト」「ハーベストクエスト」では、論理的思考力が培われます。カードを使って手を動かしながら考えることで、「こう配置すれば、こうつながるはず」という予想と検証を楽しく行うことができます。
最初、どこから手をつけていいかわからない…というときは、問題とあわせて提示されているヒントを活用してみてください。
よりステップアップした問題ではヒントはなくなりますが、まず考えるきっかけがほしいときは、裏表紙に掲載されている解答を見て1枚だけカードの場所を教えてあげるといったヒントを出してあげて大丈夫です。
掲示されている解答はあくまで一例で、他にも条件を満たす並べ方はあります。
「ベジタブルクエスト」「ハーベストクエスト」の息抜きに、「しんげきバトル」に取り組むのもおすすめです。
自分のカードが相手の陣地に行けたら勝ち、というシンプルな条件の対戦ゲームです。相手のカードを動かすこともできるので、「相手はここにいきたいだろうから、あらかじめ自分はここにいく」といった一手先を読むかけひきが生じます。相手がどうしたいかを考えながら対戦することで、遊びの中で客観的思考に親しむことができます。
以上、トイ教材「カードトラベラー」の紹介でした。
バラバラになりがちなカードも、付属のカードケースに収納することでおかたづけがしやすくなります。ぜひご活用ください。