この記事は、過去実施した会員向けアンケートにて実際に保護者の方からいただいたご質問と、その回答を中心に、「こういうとき、どうすればいいの?」の一つの見本・指針となるような内容をまとめています。
もくじ
特定の教材ばかりやっています。
沢山あるチャンネル?の中で子供が気に入ったものばかりをやるのが気になりました。(小2)
他にもやって欲しいなーとか色々挑戦することでそれぞれから学んで欲しいことがあったのですが、子供のやりたいを優先した方がいいのか、声かけでうまく誘導出来ないかなーとか始めたばかりでまだ色々試行錯誤中です。(小2)
他にもやって欲しいなーとか色々挑戦することでそれぞれから学んで欲しいことがあったのですが、子供のやりたいを優先した方がいいのか、声かけでうまく誘導出来ないかなーとか始めたばかりでまだ色々試行錯誤中です。(小2)
特定の教材に集中して取り組むことは、「好き」や「得意」を見つけて没頭しているということでもあります。ワンダーボックスの取り組み方としては、「一つの教材に長い時間をかけていること」も望ましい使い方の一つです。
全部の教材をやり切らないと、教材の教育的な意義がなくなるといったことはありません。
ワンダーボックスでは、多様な種類の、それぞれに奥深さのある教材が届きます。全部を網羅して取り組むことで何かが完成するというよりは、それぞれの興味関心に従ってピンときたものに没頭してほしい、という思いが込められてます。
とはいえ、「せっかくだからいろんな教材に取り組んでくれたら…」と感じるのも当然のことです。いつもの教材以外に手軽に挑戦できる仕組みとして、「ルーレット機能」を活用してみるのはいかがでしょうか。アプリのチャンネル一覧の「?」アイコンを押すと、自動でチャンネルを選んでくれます。
また、毎月16日以降には「らいげつのよこく」チャンネルで、次に届く教材の予告動画を視聴できます。こうした予告動画であったり、教材に同封されている教材一覧の紙をお子さまと一緒に見ることも、「こんな教材があるんだ!」と取り組みのきっかけになります。
声かけしないと子どもが教材に取り組みません。自発的に取り組むようになるにはどうしたらいいですか?
「やらなきゃいけないよ」「やろうね」という声かけをどこまでするべきでしょうか。取り組みに対する称賛や奨励は長い目で見れば逆効果になるのではと思うと、子どもが楽しみながら伸び伸び学びをするにはどうするべきなのか悩みます。(小4)
声かけしないとやらない=自発的ではないということでは必ずしもありません。
「声かけがきっかけで取り組む」ということ自体が保護者のできる「縁づくり」として素晴らしいことです。お忙しい中、お子さまが楽しく教材に取り組めるようにお力添えをいただきまして、ありがとうございます。
また、子どもはただ「見ているよ」「そばにいるよ」ということが伝わるだけで、安心して前向きに取り組むこともできるものです。
親子で教材に取り組んでいただくこと以外にも、「そばで別のことをしながら、お子さまが言っていたことに頷く」「キッチンからお子さまの様子を眺めている」といったことでも、子どもは承認されていると感じることができ、お子さまにとっては十分な「縁づくり」の一つになります。
しばらく取り組んでいない時に子どもがやる気になるような、効果的な声かけはありますか?
届いて1週間くらいは熱心に取り組むのですが、それを過ぎると興味を失ってしまうようです。(年中)
キット教材に関しては、届いてすぐ、現物を初めて目にした時が一番気持ちが盛り上がっていて、月の中頃にはそうでもない…というお子さまも多いかとは思います。キット教材は「やりたい!」と思ったときにやり切った達成感を大事にする取り組み方がおすすめです。
キット教材は初めて見るお題に「これはどうやるんだろう?」と頭と手を動かしながら考えることが大切で、同じお題を何度も繰り返しやらないといけない、ということはありません。
むしろ、 「もっとやりたい!」という腹八分目のポジティブな気持ちで一区切りつけながら、毎月メリハリをもって取り組むことに意義があります。
むしろ、 「もっとやりたい!」という腹八分目のポジティブな気持ちで一区切りつけながら、毎月メリハリをもって取り組むことに意義があります。
アプリ教材に関しては、LINEのリッチメニューからイベントカレンダーを参照できるほか、アプリのアイコンに赤い丸のマークがついています。それらを参考に「新しい問題が届いているみたいだよ!」と教材の更新に関心を向けるといった声かけをしてみてください。
お子さまは、保護者の方が楽しそうに取り組んでいるものに興味を持つので、「これ、面白そうだからママ/パパがやってみてもいい?一緒にやってみない?」と声かけをしたり、実際にやっている姿を見せたりするのも効果的です。
また、「これどうやってやるかわかる?」とお子さまが保護者の方に教えたくなるような状況を作るのもおすすめです。