この記事では、アプリ教材「ケミーのじっけんマップ」のテーマ「石鹸」について紹介していきます。
教材の意義や、アプリで実際に何をするか、もっと知りたい子向けの参考動画等、教材をもっと楽しむヒントとなれば幸いです。
教材の意義や、アプリで実際に何をするか、もっと知りたい子向けの参考動画等、教材をもっと楽しむヒントとなれば幸いです。
「ケミーのじっけんマップ」の教材の意義
「ケミーのじっけんマップ」では、「そざい」と「わざ」を組み合わせて、目標のものを作ります。様々な組み合わせを試すと、マップに道筋が追加されていきます。
「マップ」という形式になっているのは、道標は示すけれど、「全然関係ないことやってみたら、どうなるんだろう?」という知的好奇心にできるだけ応えられる、寄り道を許容できるものでありたいという思いからです。
それぞれの素材をタップすると、「新たな発見一覧」として組み合わせとその結果が表示されます。
ゴールの「石鹸」につながるもの以外にも様々な組み合わせあることにも、教材に込められた意図があります。
ただゴールに一直線に向かおうとするだけでなく、「これとこれを混ぜたらどうなるんだろう?」という根源的な好奇心にこたえられるものでありたいという思いがあるからこそ、このような寄り道を楽しんでもらえる作りになっています。
化学実験のシミュレーションを扱うアプリケーションは、子ども向けのものも含めて既に世の中に色々ありますが、①学問的な正確性、②子どもにとって身近であること、③「なぜそうなるか」の納得感のバランスをとるということにかけては、ワンダーボックスの教材開発の知見がいきる余地が十分にあります。
デジタルならではの直感的な操作でありつつ、子どもが事前知識なしで楽しく取り組めて、実験の結果にもできる限り納得感のあるものを目指しています。
お子さまと一緒に取り組むときのポイント
最初は意味も考えずに手当り次第、あるいは同じことを繰り返しているようにみえる、ということもあるかもしれません。
そうした試行錯誤の中で、目的や意味を「自分で見出した」という実感が、それからの試行錯誤の原動力となるので、ある程度の寄り道回り道は見守ってあげてください。
どうしても迷っていたら、「あらたなはっけんいちらん」から、まだ試していない組み合わせを探して、試してみるように促してみるというのも一つのやり方です。
また、アプリでの方から自動でヒントを出してくれる機能もあります。(画面下部のキャラクターがヒントを出します)
また、アプリでの方から自動でヒントを出してくれる機能もあります。(画面下部のキャラクターがヒントを出します)
このヒントは、ある程度自分で試行錯誤を経た段階で表示されます。
この教材でお届けしたい「自由な探究」を損なわず、かといって迷子にならないようなタイミングに配慮しています。(テーマ「石鹸」ですと、ぎゅうにくをあたためてあぶらをつくる、というステップがつまずきやすいポイントです。素材を2つ使わないといけない、と思い込んでいたら、「素材は1つでもいいよ」と声かけをしてあげてもよいでしょう。)
興味の赴くままに組み合わせを楽しんだ後だからこそ、「その手があったか」と自然とヒントが道標として機能します。
もっと知りたいお子さま向けの動画紹介
実際に石鹸を作ってみたい!となったときは、以下の動画を参考にしてみるのもおすすめです。
石鹸の作り方
"石けんを作ろう!/Let’s Make Soap!". Youtube でんじろう先生のはぴエネ!【公式】Mr. Denjiro's Happy Energy! 2015年.※参照:2024年8月21日
以上、「ケミーのじっけんマップ」の紹介でした。
「ケミーのじっけんマップ」は今後もテーマを新しくして再登場する予定です。