2024.12.25

困りごと別の声かけ方法をご紹介!アート教材「ずっこけびじゅつかん」

」アート教材「ずっこけびじゅつかん」はお楽しみいただけていますか?
今回の記事では、「こういう教材は初めて!」という方向けに、そもそもどんな教材なの?というところや、親子で一緒に楽しむ際の声がけの例をご紹介いたします。

「ずっこけびじゅつかん」ってどんな教材?

「ずっこけびじゅつかん」は、お題の絵に「このあと、どうなった?」というオチをつけて、ストーリーをつくる教材です。
あらかじめ設定された1コマ目から、「この後どうなったらおもしろいか?」を自由に想像して描くことで、楽しみながら発想力や表現力を育みます。


言葉ではなく絵での表現だからこそ、より細やかに自分のこだわりを表現したり、言葉では伝えきれない気持ちや状況を伝えたりといったことが可能です。
おもしろいオチを考えるには、「普通ならこう考えるだろう」というのをわかった上であえて外す、という思考の過程が求められます。そのため、自分以外の立場に立って考える姿勢や、人と違うオリジナルの発想を追求する姿勢が培われます。



「ずっこけびじゅつかん」チャンネルには、「2コマまんがをつくろう!」と「おえかきクエスト」の2つのエリアがあります。

「2コマまんがをつくろう!」では、毎月変わる3つのお題で2コマまんがを作ります。



ずっこけ2コマに挑戦する前に、気軽に取り組める「おえかきクエスト」をやってみるのもおすすめです。「おえかきクエスト」には、顔の描き方、表情のつけ方、色の塗り方といった、「ずっこけびじゅつかん」をもっと楽しめるようになるヒントが詰まっています。クエスト形式でひとつずつステップアップしていくので、「できた!」という達成感をつみあげながら、描けるものを増やしていけます。
スペシャルステージでは、その月の「ずっこけ2コマ」のテーマに合ったお題が登場します。スペシャルステージで練習することで、「そもそも描き方がわからない…」というところでつまずくことなく、「ずっこけ2コマ」にチャレンジできるように、ということを制作チームとしては意図しています。

「こんなとき、どうする?」一緒にやるときの声かけ例

親子で一緒に取り組んでいると、「これどうすればいいの?」とお子さまに尋ねられたり、「ここは親が手伝ってあげたほうがいいのかな?」という状況になったりすることもあるかと思います。

今まで保護者の方から寄せられたお声の中で、代表的なものを3つまとめましたので、ご参考となれば幸いです。


①オチを思いつけずに困っている

「オチ」ってどういうこと?何を描けば「正解」なの?というのが気になって手をつけられない、という場合は「びじゅつかん」を見ることをおすすめします。
チャンネルトップの右上からびじゅつかんにアクセスできます。


「びじゅつかん」で、みんなが投稿した作品を見ることで「こういうのもあるのか!」「自分ならこうする」というインスピレーションを得られることもあるかもしれません。オチに迷っていたら、「『びじゅつかん』でいろんな作品を見てみたら?」を声をかけてみてください。

②まずどう描けばいいかわからない
頭の中には「こう描きたい!」があるのに、描いてみたら思うように描けなくて自信をなくしてしまっている、という場合には、「おえかきクエストをやってみよう!」と声をかけてあげてください。

おえかきクエストは、絵に対して苦手意識を持っている子にも、「これくらいなら自分にも描けそう!」と思ってもらえることを意図しています。お手本を真似しながら、顔→表情→身体…と徐々にステップアップしていくことができます。


③「ずっこけびじゅつかん」に興味を持っていない、または気づいていない
お子さまがワンダーボックスの他のチャンネルに没頭しているので他のものに手を回す時間がない、という状態はある意味喜ばしいものではあります。ですが、未経験だから良さを知らないという場合は、興味を持つきっかけとして、保護者の方と一緒にやってみるというのもおすすめのやり方です。保護者の方がずっこけ2コマのオチを考えて試行錯誤している様子や、実際に絵を描いてみる過程が、お子さまにとって良い意味での刺激になります。