2024.08.25

プログラミングの「はじめて」に寄り添う、プログラミング導入教材「コードアドベンチャー」紹介

ワンダーボックスでプログラミングをテーマにしている教材は、導入教材「コードアドベンチャー」と応用教材「コードクラフターズ」があります。

今回の記事は、導入教材「コードアドベンチャー」についてご紹介します。

小学校でのプログラミング必修化に伴って、プログラミング教育への関心が高い保護者の方から「どんな教材なの?」「『コードアドベンチャー』と『コードクラフターズ』の違いって?」といった質問をお寄せいただいています。
今回の記事が、こうした皆さまの疑問にお答えできるものであれば幸いです。



教材の意義

「コードアドベンチャー」は、プログラミングの「はじめて」でつまずきやすいポイントを抑えた難易度設計で、年齢に関わらずプログラミングの楽しさにふれられる教材です。

「順次処理」「繰り返し」「条件分岐」といったプログラミングの基本処理に加え、「メッセージ」や「関数」等の機能もテーマとして扱っており、これらをテーマにした「まち」をめぐりながら、プログラミングの概念を徐々に理解していけるようになっています。

(教材紹介の動画です)

問題ステップを丁寧に設計し、快適にステップアップできるよう設定しているため、お子さまが主体的に楽しめます。

例えば最初に取り組む「はじまりのまち」では、①コードブロックでキャラクターを動かすこと→②動かす方向を選べること→③ゴールまでの道筋も考えること、といったように段階的にレベルアップしていきます。

①コードブロックでキャラクターを動かす。最初はハンドガイドが表示されます
②動かす方向を選べる
③ゴールまでの道筋も考える


試行錯誤を通して、過程をシンプルに考える高度な論理性や、変数などの抽象概念を具体的な数字を使ってイメージする力を育みます。

「コードアドベンチャー」を始めてから経過した月数に応じて、7つの「まち」が順番に登場します。ある程度の数の問題に取り組むと、よりハイレベルな「まち」に挑戦できるようになります。

それぞれの「まち」で、プログラミングの概念について、基本的にはひとつのテーマに絞った上で様々な角度から取り組める問題を用意しています。集大成となる最後の「まち」では、それらが組み合わさった問題が出題されます。

「コードアドベンチャー」と「コードクラフターズ」の違い

ワンダーボックスの2つのプログラミング教材は、以下のような方向性で違いがあります。

コードアドベンチャー

プログラミングに全く触れたことがない子でも、プログラミングの基本的な概念を楽しく学べて、経験者もパズル的に楽しめる。

◆コードクラフターズ

プログラミングを使って創造する楽しさを知り、プログラミングへの興味を育てる。

「コードアドベンチャー」でプログラミングの概念に親しんでから、「コードクラフターズ」で何かを作り出すことを楽しむ、といった設計になっています。

最後の「さいはてのまち」が登場すると、一定期間で「コードアドベンチャー」はチャンネル一覧に登場しなくなります。
「コードアドベンチャー」を卒業した後は、「コードクラフターズ」でプログラミングを用いた様々なテーマに挑戦してみてください。

よくある質問Q&A

Q1. タブレットの操作に慣れていなくて、何をすればいいかわかっていないようです。どう手伝ってあげればよいでしょうか?
A1. 導入となる問題には操作自体はハンドガイドがあるので、それがヒントになっていることを教えてあげてください。矢印とキャラクターの動きが連動していることを言葉にして伝えてあげると、どういうものかといったことが納得がいきやすいです。


何をすればいいかがわかれば、あとはお子さまの自主性にまかせるかたちで問題ないので、最初の導入部分だけ、サポートをお願いします。

Q2. 「まち」の問題をすべて解いたあとに、もう一度最初から復習したいのですが、こたえが入ったままになっています。「まち」の解答をリセットすることはできますか?
A2. 問題をもう一度解くことは可能ですが、既に入れたコードブロックをリセットしたい場合は手動で取り除く必要があります。
ただ、ボーナス問題まで解き切っていれば、その「まち」の問題を楽しみ尽くしたと言えます。その「まち」の問題をすべて解き終えたら、身につけたことをいかして、次の「まち」で新しい問題との出会いを楽しんでみてください。 


以上、プログラミング教材「コードアドベンチャー」の紹介でした。