2024.08.25

試行錯誤の積み重ねで、課題解決の意欲を育むエンジニアリング教材「ツナゲル・ラボラトリー」紹介

今月号のジュニアコース向けエンジニアリング教材では「ツナゲル・ラボラトリー」が登場します。

「風が吹いても倒れないタワーを作る」というわかりやすいお題で、課題を解決するための試行錯誤の経験を楽しく積むことができる教材です。

今回の記事では、「この教材で実際に何をやるのか」「どんなところにサポートが必要な場合があるか」について紹介していきます。



この教材で、実際に何をやるの?

決められた数・形のものを、ラインの高さまで積み上げたあと、風が5秒吹いて倒れなければクリアです。


最初はバランスの良いものを順番に積み重ねていけば手軽に達成感を得られるものから始まり、徐々に難易度がステップアップしていきます。

この教材の面白さは、答えがひとつだけではないことにあります。

しっかりとした土台になりそうなもの、ひょろひょろしているけれど高さは稼げるもの、それぞれの良さをうまく組み合わせながら課題に取り組んでみてください。「これを使ったらどうなるんだろう?」という試行錯誤の積み重ねが、課題解決のために考える意欲を引き出します。


プレーヤーはツナゲルンというキャラクターたちのリーダーとして、それぞれの課題に挑戦します。 


3体のキャラクターに3つのステージがあり、全部で9つのステージに取り組むことができます。 

どんなときにサポートが必要?

操作について

ドラッグ&ドロップの操作がジュニアコース年代のお子さまだと難しい…ということがあります。
ドラッグ&ドロップの操作でつまずいていたら、「こうやると動かせるよ」と実際に見せてあげてください。
操作自体ではなく、どう積むか考えることに教育的な意義があるので、手伝ってあげることで体験が損なわれることはありません。

風でタワーが倒れてしまって、もう嫌だ!となりそうなとき

同じ積み方でも風の吹き方の多少のランダム性によって結果が変わってくることがあります。積んで、「崩れた」という結果よりも、「ここまで積めたんだね」という過程について、まず承認する言葉をかけてあげるのがおすすめです。


迷っていたら、「ここを入れ替えてみたら?」と試行錯誤を促すヒントを出してあげるのもおすすめです。「正解に導く」だけでなく、「正解するために試行錯誤する体験に導く」アドバイスが、自分で手を動かして考える経験につながります。



以上、「ツナゲル・ラボラトリー」の紹介でした。
この教材はまたテーマを新しくして登場する予定ですので、楽しみにお待ちいただけますと幸いです。