今回の記事では、「ビッグペーパー」のテーマ「雪の国」と「ぴったり選手権」を最大限楽しむコツや、ビッグペーパーに込められたちょっとしたこだわりについて紹介いたします。
表面「雪の国」でできること:冬の景色をモチーフにした様々な問題に挑戦

表面は、全てのライトを一筆書きでつなぐ問題や、アイススケートの線をたどる問題等、雪の国をモチーフにしています。
ライトを一筆書きでつなぐ問題は、迷路を通じて場合分けの概念に自然と触れることのできる問題です。レベル☆☆☆の問題は大きくて、やりごたえのある問題なので、途中で「どうしよう?」と迷ってしまうこともあるかもしれません。そんな時は、「終点からもたどってみよう!」という声かけがおすすめです。
「スタートと終点の両方から解く」というやり方は、様々な迷路に応用が効く発想です。
この問題では、スタートは指定されていますが、どこが終点になるかは一見わからないようになっています。ですが、線が一本しか繋がっていない点があれば、そこが終点になります。
- 「ワンダー!という文字」
- 「四つ葉のクローバー」
おまけ問題の解答はこちらです。
裏面「ぴったり選手権」でできること:身の回りのものの大きさの違いや形の特徴への興味を引き出す

裏面には、条件に合うかたちをしたものを身の回りからみつける「ぴったりせんしゅけん」が収録されています。
「緑色の部分にあたらないように、オレンジ色の部分を隠せるものをみつけよう」というお題では、「この大きさならぴったりかも?」と様々に試行錯誤する楽しさがあります。
例えばラップの筒やコップの底やペットボトルの蓋等、普段あまり大きさを意識しないものの大きさを比べてみましょう。ものを立たせてみたり、寝かせてみたり、文字通り様々な面の大きさを比べることで、自然と空間認識力が培われます。
「☆をいっぺんに触れて、インクには当たらないものをみつけよう」というお題では、様々な解き方があります。インクを避けられるようカーブした形を探してみたり、「面」ではなく「点」で接地するものを探してみたりと、発想力が問われます。
以上、ビッグペーパー「雪の国」と「ぴったり選手権」の紹介でした。
ビッグペーパーはお題を変えてまた登場する予定なので、楽しみにお待ちいただけますと幸いです。