サイエンス教材「テクロンとひみつのけんきゅうじょ」のテーマ「発電」の教材の意義を解説していきます。
テーマ「発電」では、電球を光らせるために道具の配置を試行錯誤することで、発電の仕組みに親しむことができます。
「教材でどんな力が育まれるか」「もっと知りたいお子さま向けのおすすめ動画紹介」についての解説を、ぜひ教材の取り組みにご活用ください。
「電気って、どうやってできているの?」を感覚的に学ぶ
この教材では、「コイルの間にある磁石を回転させると電気が生まれる」「水や風のもつ力を回転する力に変える『タービン』という装置で発電できる」といった現象を通して、発電の仕組みについてアプリで感覚的に学ぶことができます。
事前知識がなくとも、「どうやったら電球を光らせることができるか?」という思考力問題として手軽に取り組むことを通して、お子さまの「こうしてみたら、どうなるんだろう?」という好奇心が引き出されます。
「テクロンとひみつのけんきゅうじょ」で取り組める3つのゾーン「けんきゅう」「じっけん」「かいはつ」についてそれぞれ解説します。
「けんきゅう」では、「電球を光らせよう」という思考力問題に挑戦できます。全部で12問ありますが、全部取り組まないといけないというわけではありません。「けんきゅう」をある程度進めると「じっけん」「かいはつ」が解放されます。
「じっけん」では、60秒という制限時間の中でできるだけ多くの電池をチャージして、電気自動車を走らせてコインを集める「ぐんぐんチャージ」に挑戦できます。
タービンの配置の変化に応じて、水や風の力をうまくタービンに伝えられるようにアイテムを動かしてみたり、逆に「全くパイプを動かさずに出せる最高得点を目指す」といった遊び方を試してみたりと、様々な試行錯誤を楽しめます。
結果発表では、チャージした電池で自動車を走らせます。自分のがんばり次第でどんどん車の走る距離が伸びていくアニメーションがあることで、「次はこうしてみよう!」と工夫してみたくなる気持ちが引き出されます。
「かいはつ」では、自由に道具を配置することができます。お子さまの「やってみたい!」を何でも試せる場として活用してみてください。全部一から自分で作っても良いですし、あらかじめ道具が配置されたテンプレートをまず触ってみるのも良いでしょう。
もっと知りたいお子さま向けのおすすめ動画紹介
電気の偉人「ニコラ・テスラ」が考案した発電機
”天才テスラの交流発電/The Genius Tesla and AC Power."Youtube でんじろう先生のはぴエネ!【公式】Mr. Denjiro's Happy Energy!.2024年.
磁石を回すと電気が生まれる装置についての解説です。
ダム内の構造
”“水力発電の流れを学ぼう!"Youtube四国電力株式会社.2020年.
ダムの内部に潜入して、タービンが回って発電する様子の解説です。