2022.01.06

「あるく」→「はしる」でどう違う?「メカニクスラボ〜はしるロボットのまき〜」紹介

Vol.メルハバ (2月号)のトイ教材は、「メカニクスラボ〜はしるロボットのまき〜」です!Vol.ボンジュール (1月号) の「メカニクスラボ〜あるくロボットのまき〜」との違いも合わせてお届けします。

ここが新しくなりました!

①コントローラーで操縦してみよう

前回のロボットに、コントローラーをつけることができるようになります。
前に行ったり後ろに行ったり、曲がったり回ったり、コントローラーを使って操縦してみましょう。もちろんガイドはありますが、どうすれば思い通りに操縦できるかな?と考えながら、スイッチを倒す向きの組み合わせを試してみてください。


実際に動かしてみることで、「右に曲がる」=「左のモーターだけが回っている状態」、「前に進む」=「両方のモーターが同じように回っている状態」というように、ものが動く仕組みに必要な要素を分解して考えることができるようになります。

②タイヤのかたちも考えよう

付属のタイヤシートを使って、タイヤを作ってみましょう。


丸いタイヤ、四角いタイヤ、三角のタイヤ。進み方はどう違うでしょうか?
平らなところでは?凸凹したところでは?傾いたところでは?様々な試行錯誤から、「そうなるのか!」という驚きが生まれてくることでしょう。

このタイヤシートは、扱いやすさのために素材にこだわっています。ジグソーパズルに使われるようなかたい厚紙で、「取り付けがしやすく、つけるだけで走る」ようになっています。ほかのかたちのタイヤも作ってみたくなったら、身近な素材でも試してみましょう。おすすめはダンボールです。どうやって固定する?滑り止めのゴムの巻き方は?どうデコレーションする?等、工夫のしがいがあります。

タイヤの取り付け方で困ったときは?

タイヤの取り付け方がうまくいかないときはサポート動画を用意していますので、ご活用ください。

「タイヤが抜けてしまう...」
「タイヤが空回りして、うまく進まない...」

といったときの対処方法をご紹介しています。
※冊子の15ページでも同様の案内を記載しています。あわせてご確認ください。


取り組みのポイント

タイヤシートの色が白なのは、色々塗ったり描いたりして飾り付けてみたくなったときにそうできるようにという意図があります。また、小学生でハサミの扱いに慣れていたら、シートを切ってタイヤのかたちをギザギザにしてみたり、かたちを変えてみるのもおすすめの取り組み方です。

お題に沿って作品を展示するイベントがあるので、ぜひそれぞれの工夫を込めた作品をぜひ共有してみてください。

以上、「メカニクスラボ〜はしるロボットのまき〜」の紹介でした。多くのトイ教材で、テーマを2回連続させるのは、次の月に追加で届くものを使って「遊びの広がり」を楽しんでほしいという思いからです。前回から続いて、「モーターでものが動く仕組み」「動力の伝達」について、また新しい切り口で子どもたちが楽しんでくれることを願っています。