2022.02.22

毎月出題されるからこそ知りたい!思考力教材「シンクシンクプラス」の教材の意義

今回は、思考力教材「シンクシンクプラス」の教材の意義について解説します。

「問題ってどうやって選ばれているの?」「このゲージってなんのためにあるんだろう…」等々、気になっていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事で「シンクシンクプラス」をより深く知ることで、お子さまが教材に取り組んでいる様子を保護者の方が安心して見守っていただける一助となれば幸いです。

「思考センス」を育むアプリ教材「シンクシンクプラス」

シンクシンクプラスは、「思考センス」を育むアプリ教材として開発されました。ここで言う思考センスとは「抽象的な思考力の土台となる、イメージ力」です。

「思考センス」を「空間認識」「平面認識」「試行錯誤」「論理」「数的処理」の5分野に分類し、それぞれのカテゴリに沿った問題を出題しています。



「きょうのもんだい」の7問は、この5分野がバランスよく出題されるように毎月設定されています。



さらに、ルール理解に必要な抽象的思考力や、操作面での取り組みやすさも考慮して、4歳〜(年中・年長)と6歳〜(小学生)で問題の種類を変えています。毎月問題ラインナップが更新されるので、同じ問題が何ヶ月も出続けるということはありません。

「得意」に応じて、自動で調整される難易度

問題に正解すると、中央上のゲージが進んでいきます


「きょうのもんだい」から1問選ぶと、まずはステージ1から始まります。問題に正解すると、中央上のゲージが進んでいきます。左上に制限時間(3分)が表示されますが、この時間内に中央上のゲージが満タンになると次のステージへ進めます。

このゲージは、ひとりひとりに合った難易度に適切な段階で取り組めることを意図した仕組みです。シンクシンクプラスには1回3分間という区切りがありますが、このゲージが貯まりきると、3分間待たずとも次のステージへ進めるようになっています。

易しすぎると感じる難易度の問題を必要以上に繰り返し解くことよりも、「どう解くか」を考えることをより楽しんでほしいという思いが込められています。

挑戦したこと、そのプロセスを記録に残す「称号」



「ミクロ」「アクア」といったこの表示は、「称号」です。問題に取り組んだ回数に応じてゲージが貯まり、「称号」が変わっていきます。
得点やクリアできたかどうかによらず、挑戦したこと自体を承認したいという意図ですので、最後の称号まで到達しないといけないといったものではありません。

よくあるご質問におこたえ

保護者の皆さまから、「シンクシンクプラス」についてよくいただくご質問を紹介いたします。

Q.なぜ1日3つという制限があるのでしょうか?


A.「どれを選んだか」という選択に意義があるからこそ、「この問題だからやりたい」「次はこれをやってみたい」という気持ちが育まれます。

シンクシンクプラスの問題は、「全部暗記して解けるようになる」ことを求めているわけではありません。限られた時間の中での試行錯誤があってこそ、考える時間がより良いものになります。

やりたいという気持ちが自然と芽生える環境を後押ししたいという思いからこのような仕組みにしていますが、そうは言っても「昨日はやりたがっていたが、次の日には気が変わっている」ということもあるかもしれません。

皆さまからのご意見を受けて、よりお子さまが楽しめるようこれからも改善して参ります。

もし、「失敗したら次のステージができなくなるから、もう挑戦したくない…」とお子さまが迷っていたら、クリアできたかどうかに関わらず、「3分間思考し続けた過程」に意味があったということを、言葉にして伝えてあげてください。

3分間やりきったということは、その時の適切な難易度でプレイできているということなので、十分に教材を活用できています。


Q.「きょうのもんだい」の右下にある「?」は、何のためにあるのですか?

A.取り組む問題を自分で選べることに意義があります。
「得意な問題をもっとやりこみたい」「『きょうのもんだい』で取り組んだ問題にリベンジしたい」「まだやってみたことのない新しい問題に挑戦してみたい」等、お子さまの「やりたい!」に合わせてご活用ください。

以上、シンクシンクプラスについてご紹介いたしました。「できた!」を積み上げられる問題から、大人もうなるような洗練された問題まで、幅広く取り揃えた思考力教材「シンクシンクプラス」を、これからもぜひお楽しみください。