2022.03.23

マスキングテープでアートと謎解き!トイ教材「テープフェスティバル はる・かざるのまき」

Vol.ハロア (4月号) でお届けする「テープフェスティバル はる・かざるのまき」は、「マスキングテープを使って遊び尽くす!」をテーマにしたトイ教材です。

テープをちぎる、線に沿って貼る、貼って模様を作ることを通して、創作と謎解きの両方を楽しむことができます。テープを使って直線や長さといった概念に自然と触れながら試行錯誤することを通して、図形センスを磨きます。

今回は、「創作と謎解きって?」「取り組みのポイントが知りたい!」というところをお答えしていきます。



マスキングテープで創作を楽しもう

なぜ「マスキングテープ」かというと、マスキングテープの「貼る」という作業のわかりやすさ、「失敗した!」と思わずに何度でもやり直せるテープの特性が、自分の作品を完成させる経験を重ねるのに向いているからです。

4歳〜(年中・年長)向け
「まゆげをつくってみよう!」という、少量のテープで完成させられ、かつ個性的な仕上がりにすることもできるお題から始まります。



「これが正解!」と定まったものはなく、ちぎったときに思ったより細くなってしまってもそれを「表情の違い」として味わえるようになっています。

6歳〜(小学生)向け
「おどるにんげん」を作るというお題から始まります。多少曲がったり、思うように貼れなかったりしたとしても、「そういう踊り」として楽しんでしまえるようなテーマです。



冊子のお題は、最初の導入の部分から徐々にステップをきざんで、段階的にできることが増えていくような仕組みになっています。そうやってマスキングテープの扱いに慣れていったうえで、より自由な創作に挑戦できます。

創作パートの最後には、「うきうきする公園」というテーマで、思い思いの公園を作ってみましょう。テープの色合いやちぎり方で、様々な情景を表現することができます。

テープでパズル!

まっすぐな領域を隠せる、絵柄が組み合わさるといった、マスキングテープの特徴を使った謎解きに取り組みます。自らの手によって答えがだんだんとできあがってくる楽しさや、「これがこうなるんだ!」という発見の面白さを味わうことができます。

一見して何だか分からないものが分かっていく経験は、あらゆる学習において前向きに取り組めることにもつながっていきます。
オリジナルのマスキングテープだからこそできる、柄の法則性を活かした謎解きにぜひ取り組んでみましょう。重ねると下の模様が透けたり、テープの上に模様を書くことができたりする、というマスキングテープの特性を存分に楽しめる問題で、「そういう使い方もできるのか!」という発想が広がります。

アプリと連携してもっと楽しめる!

アプリの「テープフェスティバル」チャンネルでは、自分の作品を投稿したり、みんなの作品を見たり、チャレンジ問題に取り組んでみたりと、更に「テープフェスティバル」を遊び尽くすことができます。
「テープクエスト」の問題の答えを入力すると、チャレンジ問題に取り組めるようになります。学年に応じて様々なお題を用意してありますので、ぜひ挑戦してみてください。
以下にその一部をご紹介いたします。

4歳〜(年中・年長)向け
「シルエットあそび」では、マスキングテープのマークを重ねて別のマークをつくります。重ねられること、透けて見えることといったマスキングテープの特性をいかした遊びです。

6歳〜(小学生)向け
「テープで しょうぶ!」は、適当な長さに切ったマスキングテープを引っ張り合って長い方が勝ちというシンプルなルールです。どう動かせば勝てるか?を考えることで、どこに力がかかったらテープがちぎれるかという試行錯誤を楽しめます。

取り組みのポイント

Q.思うように貼れなかったり、曲がってしまったりします。これでいいのでしょうか。


A.「失敗」と思わず、それによって生まれる味わいを楽しんでみてください。
創作系のお題で、もし本人が「完成した!」「できた!」と感じられている場合は、無理に修正する必要はありません。
きれいにちぎれなくて悔しがっていたら「指と指を近づけてちぎるといいよ」等やり方を伝えてあげてください。

Q.テープをなくしてしまいました。


A:「テープクエスト」以外は家にあるもので大丈夫!
模様の組み合わせを楽しむ章では、ぜひおうちにある好きなテープで楽しんでみてください。
テープクエストの章では付属のテープでないと答えがわからないので、再購入をご希望の方はワンダーボックス カスタマーサポートにお問い合わせください。

以上、トイ教材「テープフェスティバル はる・かざるのまき」の紹介でした。貼ってはがせるマスキングテープで、「いま」の発想ならではの彩りを楽しんでみてください。