1. タブレットの所有権 ●保護者のタブレットを貸している場合
保護者のタブレットを借りている、という意識が子どもにあれば、親と子の間での約束に子どもが納得しやすくなります。
また、教材に取り組んでいる様子を見守ることで、「この教材はこれくらい時間がかかるんだな」という目安が親子で共有できていれば、実状に即した約束を作りやすくなります。
●既に子どもが自分のタブレットを持っている場合
一度子どもに管理を任せたものは、子どもの自主性を尊重しつつ、最低限のルールを決めておくと良いでしょう。 いつタブレットを取り上げられるかわからない、という状況では、子どもの方でも頑なになってしまう場合があります。大切なのは、気分良く「おしまい」にできるための約束です。
例えば、「30分以内に終わることができなかったらペナルティ」といったやり方よりも、「タブレットの時間が終わったらおやつの時間」「次にタブレットを使えるようになる時間を決めておく(次いつできるかわからない状況にしない)」といったように、気持ちよく終われるメリットを用意するやり方がおすすめです。
2.アプリの「おやすみ機能」を活用する
ワンダーボックスのアプリでは、「保護者メニュー」から1日の使用時間を設定 できます。
お子さまの目の健康や、楽しんで取り組み続けるためのメリハリを配慮し設計されており、安心してアプリ教材に取り組めます。保護者が忙しくて直接声かけできないときでも、アプリが自動で「約束」を守るお手伝いをしてくれます。
アプリ右上の「保護者メニュー」から設定できます
設定した時間ごとに、アプリ側から休憩・終了時間を提示します。保護者メニューの鍵が九九の入力なので、保護者がいなくても保護者メニューに入れてしまう場合があります。その時は、独自のパスコードを設定できますので、ご活用ください。
※一定時間の継続が必要な教材では、お子さまの集中を妨げないように、途中で休憩・終了しない設計にしています。
休憩時間に入ると、様々な「お題」が表示されて、アプリから離れて気分転換ができる設計にしています
時間に区切りをつけることで、集中力や目の健康に配慮します
ここから独自のパスコードを設定できます
私たちが実施している研究授業(*2)でも、15〜20分に1回はタブレットから目を離す時間を設けています。目を休める時間は大事ですので、「おやすみ機能」を設定される際の参考にしてみてください。