2022.06.25
数字シールで進化した「コインズカルテット アドバンス」トイ教材紹介
Vol.オラ(7月号)のトイ教材は、「木製のコインで遊び尽くす!」をテーマにした「コインズカルテット アドバンス」です。
今回の記事では、それぞれの問題でどのような教育的意義があり、どんな遊び方ができるかを解説していきます。
並べたり、弾いたり、重ねたりしながら問題に取り組むことで、発想力や論理性が育まれます。
もくじ
コイン同士のぶつかり方や力加減の違いを楽しむ「コインアタック!」
コインを弾いて狙ったものに当てる遊びですが、慣れないうちはコインをスライドさせて当ててみるのもおすすめです。
盤上で物を弾いて当てる遊びには、ビリヤードやカロム等がありますが、「コインアタック」はその初歩にあたるものです。「どこを弾くとどう飛ぶか」を、実践と観察を繰り返して探究します。
Q:コイン同士を当てようと思っても、うまく当たらず困っているようです。
A:スタートの距離を調節して、徐々に難易度を調整してみてください。思ったようにコインを弾くには、最初は力加減が少し難しい場合もあります。
特にコイン間の距離が長いと難しくなるので、距離を調節して「当たった!」と楽しめるところからはじめてみましょう。
特にコイン間の距離が長いと難しくなるので、距離を調節して「当たった!」と楽しめるところからはじめてみましょう。
思考の瞬発力が求められる「30びょうでできるかな」
コインを置けるのは3箇所だけという制限がある中で、ばらばらのコインの並びから「最適な色の順番」をいかに速く見出すかがポイントです。
30秒という時間制限の中においては、思考の瞬発力が鍵になります。トライするうちに、だんだんと時間が短縮できていく達成感とともに、思考センスと自己肯定感を楽しく育むことができます。
まずはやってみるかという気楽な気持ちで始められて、ちょっとしたスキマ時間にも楽しめる課題です。
数字の順番や組み合わせでさらに奥深くなった「コインでパズル」
与えられた数字と数字の差、距離、コインを置ける場所等を総合的に捉え、数字のつなげ方を試行錯誤することで、論理性や平面図形センス、数の量感を育みます。
「パズルの奥深さや面白みも感じてもらいたい!」という思いから、論理的に解くもの、限られた手数で工夫するものなど、様々な問題を収録しています。
そのため、お子さまによっては今の段階ではまだ難しいものもあるかもしれません。
無理に全部やろうとする必要はなく、興味が持てたものをやっていただければ十分です。「楽しめそうなときに楽しむ」ことが第一です。
Q:パズルのルールがわかっていないようです。どう説明してあげればよいでしょうか。
A:実際にコインを動かしながら説明すると伝わりやすいです。「これはどう?」「これだとOKかな?」と声かけをしながら、一手ずつ一緒にやることをおすすめします。
アプリを使ってもっと楽しめる
冊子の最後のページにコインを並べて、「コインズカルテット」チャンネル内の「コインスペシャル」で撮影すると、「ポーズ」が生まれます。
「ポーズずかん」に登録されているポーズと似たものができたときは、それが「ずかん」に登録されます。コレクションするのが好きというお子さまは、21個コンプリートを目指すという楽しみ方もできます。
以上、「コインズカルテット アドバンス」の紹介でした。来月はまた違ったテーマのトイ教材をお届けする予定です。