問題に取り組む時間は、頭をフルに使っている大切な時間…とはいえ、子どもが「わからない!できない!」とイライラして投げ出してしまったり、「これ解いて」と持ってきたりしたときに、どうするのがよかったのか…と思うことはありませんか。
今回の記事では、「問題への取り組み方」についてお答えしていきます。
もくじ
Q1. 解けない時に子どもがイライラしたり、すぐに諦めてやろうとしません。どうしたらいいですか?
こうした質問があった教材の例:
A1. 子どもにとって「解けなかったときのイライラも200%、解けたときの快感も200%」
解けなくてイライラするのは、「解きたい!」という強い気持ちがあるからです。
「どうしても解きたいんだね」とそのままを承認してあげてください。そのうえで、「解けるかどうかより、挑戦しているかどうかが大事だよ」と繰り返し伝えていただければと思います。
ハイレベルな問題に挑戦する意欲は、「解けた!」という快感をたくさん経験することで徐々に育まれていきます。
お子さまにとって取り組みやすい問題で自信をつけてから、改めて難易度の高い問題に挑むのもおすすめです。
Q2.問題に手こずっているとき、どこまでヒントを出してもよいですか? ヒントをだしすぎると、子どものためにならない気がして迷います。
A2.正解に辿り着くまでの道のりが100であるとき、99までサポートしてOK!
99までサポートしたとしても、お子さま自身が最後の1を「自分の力でできた!」と感じられていれば、それは素晴らしいことです。終わりが良ければその経験が、次の問題への挑戦を後押ししてくれます。
キット教材
キット教材「ハテニャンのパズルノート」では、ファミサポに掲載している保護者向けの解答記事の中で声かけのヒントワードを掲載しています。ぜひ参考にしてみてください。
アプリ教材
アプリ教材では、一部の教材では、アプリ内でキャラクターがヒントを提示しています。
それをただ読んであげるだけでも、取り組みのヒントになります。
親子で一緒に、「ここはどうするんだろう?」とあれこれ試してみて、「こういうことなんだね!」と達成感を分かち合う過程があれば、それが「サポート」であったとしてもお子さまにとっては十分学びの時間になっています。
最後の一手(例えば正解のボタンを押す)だけは子どもに任せる、というやり方でも問題ありません。