2023.07.24

コマを動かして、頭も動かす!ボードゲームのトイ教材「ボードゲームマスター2」紹介

Vol.ルビーのトイ教材は「ボードゲームマスター2」。今回の記事では、前月号との違いや、アプリと組み合わせた遊び方について紹介いたします。



動画でルールがわかる!

冊子だけだとルールがわからない…という場合は、アプリでルール動画をみるとコマの動きやゲームの流れがわかりやすくなります。

先月号からどう変わった?

先月号の「ボードゲームマスター」との違いは、「収録されているボードゲームが一新」「コマの追加」「オリジナルボードゲームが作成できるボードとアプリ」の3点です。

コマを進化させて、さらに学びを深める

白黒のコマを使うことで、「重ねてタワーを作る」「裏返すと黒くなる」といった遊び方が広がります。(前月号から「ボードゲームマスター」に取り組んでいる方は、前月号のコマと今月号のコマを組み合わせてください。)


4歳~(年中・年長)向けと6歳〜(小学生)向けでは、それぞれ難易度の違うお題が収録されています。その中から、それぞれのおすすめを次にピックアップしています。

4歳~(年中・年長)向けおすすめコンテンツ


コーンコマを高いタワーにのせる「のぼれてっぺん」は、「自分があと何手で勝てるか」「相手がどう動こうとしているか」を考えることを自然と促すボードゲームです。クイズや対戦を通して、他者の視点で物事をとらえる力が身に付いていきます。

6歳〜(小学生)向けおすすめコンテンツ

「ひっくりかえ4」は、戦略性の高い攻防のある、教材開発チームのイチ推しのコンテンツです。ぜひ研究をして、たくさん対戦をし、思考を深めていってください。

ルールを「作る側」の楽しさを味わう「ルールメイカー」「ばんめんメイカー」

アプリの「ボードゲームマスター」チャンネルでは、オリジナルのゲームを作るサポートとして「ルールメイカー」が新たに登場します。ルールの組み合わせをルーレットで決めてくれるので、冊子をやる合間の息抜きにもおすすめです。


アプリの「ばんめんメイカー」を使うと、ステージの形を自動で提案してくれます。ボードに書き込んで、実物を使って遊んでみましょう。アプリだけで完結させるのではなく、実物とアプリを両方使うことに意義があります。

実物を動かすことで、アプリではできない自由度の高い操作ができ、一手戻って考え直すなどの柔軟な動きが可能になるといった利点があるほか、モノの感触と音によって知性を刺激され、体験(記憶)がより強まるという効果もあります。

ゲームのルールを作り変え、それを遊び、改善するプロセスを通じて、「楽しさ」をただ受け取るだけでなく作り出す側の発想力や想像力が培われます。


以上、「ボードゲームマスター2」の紹介でした。
来月号はまた違ったトイ教材をお届けする予定ですので、楽しみにお待ちください。