Vol.ボンジュール (1月号) では、4歳〜(年中・年長)向けエンジニアリング教材の「ピクトロボ」が登場します!
今回の記事では、この教材での「エンジニアリング」とは?、教材の中身は?についてご紹介いたします。
今回の記事では、この教材での「エンジニアリング」とは?、教材の中身は?についてご紹介いたします。
この教材での「エンジニアリング」とは?
エンジニアリング(工学)は、科学技術を人の役に立つように応用していく学問です。「ピクトロボ」は、「まずやってみて、何が良くて、何がいけなかったかを実践から学習していく」というプロセスを、エンジニアリングの基礎として体験してほしいという思いから、開発されました。
4歳〜(年中・年長)の年代の子どもたちにとっては、「自分で作ったと思えること」「動かして、試してみた結果が視覚的にわかりやすいこと」が大事であると考え、「自分で描いて、自分で動かして、設計を楽しんでいく」というコンセプトで「ピクトロボ」はつくられています。
「ピクトロボ」ってどんな教材?
「ピクトロボ」では、自分で描いたドット絵の「ロボット」をつかって、困りごとを解決していくというストーリーで進んでいきます。今月のロボットは「おそうじロボット」という設定ですが、この設定も順次変わっていきます。
それぞれのおうちに入ると、「みずをふきとって!」「かみふぶきをあつめて!」といった課題を提示されます。それを解決するには、どんなかたちのロボットがいいか?を考えながら、ドット絵のロボットをつくっていきます。
ここで「ドット絵」という題材を選んだのには、2つの理由があります。
①「自分でつくった」という実感が持てること
②試しに動かしてみた後、どうつくりかえていくかのトライアンドエラーを繰り返すのにちょうどよい作業量であること
もちろんドット絵のかわいらしい世界観を子どもたちに楽しんでほしいという思いもありますが、教育的には上記のような意図があります。
「とりあえずロボットを動かしてみる」という段階から、「このすきまに引っかかってしまったから、次はどういうかたちにしようかな」と工夫していく段階に自然に移行できるよう、ステップが設計されています。
困りごとを全部解決すると、タイムアタックに挑戦する「ひろば」で遊べるようになります。
より速く、より高得点を狙うにはどんなかたちをどう動かしていくのがいいか、ぜひチャレンジしてみてください。
好きなようにかたちを変えて何度でも試行錯誤できる「ピクトロボ」で、課題に応じて自分の手で設計する楽しさを、ぜひ体験してみましょう!