「うちの子に合った難易度で取り組みたい!」というお声はお問い合わせでもお寄せいただいております。
そうしたお声にお応えすべく、より細やかな学年対応ができるよう現在も改善を重ねています。
アプリ教材
「まだ文字を読むのは時間がかかるけど、音声で聞けばすぐわかる」というお子さまが楽しくアプリに取り組めるように、
4歳〜(年中・年長)向けアプリ教材では音声ガイドをより充実させています。
例えば、アート教材「ミエールのへんてこびじゅつかん」では、キャラクターたちのセリフが全て音声で流れるようになっています。
実際の音声動画は
こちらからご覧になれます。
4〜6歳のいわゆる幼児期、と呼ばれる年代は文字を読むのがとてもゆっくり。ひらがなの1文字1文字は読めても、それを「言葉のまとまり」として理解することに、とても時間がかかります。でも書いてあるものは読みたい!と意欲溢れる年代でもあります。そうした意欲にこたえるものとして、音声ガイドがあります。
音声ガイドで、制作側として意識しているポイントは、「速さ」と「抑揚」です。「子ども向け」というと、ゆっくり読んだほうが親切かと思いきや、ゆっくり読んでいる間に、次に進んでしまったり集中力がきれてしまったり、「はやくやりたい!」という気持ちを邪魔してしまう可能性も。
CMを覚えたり流行りの歌をすぐ覚えてしまうように、子どもは、耳で聞いて情報を整理するというのは得意です。幼児の体感速度に合わせた、大人が聞くと少し早口に聞こえるような速度も、教室で「どう伝えれば、子どもたちの集中を妨げないか?」という試行錯誤の末にたどりついたものです。
穏やかすぎず、落ち着きすぎず、「テンション高め」な声の抑揚は、「大人が楽しそうにしていることで、子どもたちも楽しみやすくなる」ということを意図しています。例えばアプリの中で、間違ったときの「おしい!」というセリフひとつとっても、さらっと明るいものにしています。
伝えたいメッセージとして、「惜しい、違った」を認識させることより、「もう一回やってみよう!」「次はどうなるかな!?」と、次の挑戦を応援するようなものでありたいという意図があります。
学年対応について、より詳しくは
こちらをご覧ください。
トイ教材
トイ教材では、全学年共通だった問題冊子が、4歳〜(年中・年長)向けと6歳〜(小学生)向けに分かれるようになりました。
学年共通の問題もあれば、まったく違う問題構成になっていたりと、それぞれの月のテーマに合ったものになるよう調整された冊子です。
研究授業で実際に子どもたちの反応を見ながら、切る、貼る、色を塗るといった作業の難易度や、問題理解のために求められる抽象的思考の精度等を考慮して、子どもたちの没頭を妨げない問題ステップになるよう設計されています。
Vol.ダーウィン(10月号) トイ教材 4歳〜(年中・年長)
Vol.ダーウィン(10月号) トイ教材 6歳〜(小学生)